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(土日祝日除く09:30~17:30)
はじめてのスクラッチプログラミング
導入事例
いろいろな言葉を表そう
学校名:東京都中央区立久松小学校
学年:4年生
教科等:国語
取り組みの背景
中央区立久松小学校では、2017年度からソフトバンクのロボット・Pepper(ペッパー)を利用したプログラミング体験教室を実施していました。Pepperのプログラミング体験は、自由な発想でロボットを動かすものでしたが、今回は国語の授業においてスクラッチを利用し、オノマトペ(擬音語・擬態語)をアニメーションで表すプログラミングに取り組みました。
ねらい
- プログラム、プログラミングの言葉の意味を知る。
- オノマトペの意味や使われる場面を想像し、アニメーションで表す。
授業の展開
めあての確認
「プログラム、プログラミングの言葉の意味を知ること」「オノマトペの意味や使われる場面を想像してアニメーションで表すこと」という2つのめあてを伝えました。
先生が「プログラムという言葉を聞いたことがありますか?」と問いかけると、児童からは「文化祭」「運動会」などの答えが出ました。ここでは運動会のプログラムを例にとって、プログラムとはやることの順番が書かれたものであることを説明しました。
プログラミング方法を動画で確認し、練習問題に取り組む
まず、基本ブロック(※1)や「○回繰り返す」ブロックの使い方を動画で確認しました。
次に、テキストを見ながら、ねこがぴょんぴょんジャンプするアニメーションを作りました。はじめは戸惑う児童もいましたが、友達同士で教え合いながら操作に慣れていきました。
※1 基本ブロックは、当社が独自に開発したブロックです。速さや距離、向きを数字で指定してキャラクターの基本的な動き(歩く、走るなど)の指示を出すことができます。
オノマトペを使った短い文章を考える
ペアで相談して、オノマトペを使った短い文章を考えました。先生が「てくてく歩く」「ふわふわ浮かぶ」などいくつか例を示すと、児童もイメージが湧いたようで「わかった!」「なるほど!」などの声が上がりました。
考えた文章をもとにアニメーションを作る
児童たちは、どのようにブロックを組み合わせたら思い通りの表現になるのか、テキストを見たりペアで話し合ったりしながら試行錯誤し、夢中でプログラミングをしていました。
発表
考えた文章とアニメーションを発表しました。
「てくてく歩いていたら友達に会った」「雪の上をスイスイ滑る」などオノマトペが使われる場面を上手く表したアニメーションが完成しました。
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